これからの「日本サッカー」の話をしよう

旧ユーゴスラビア人指導者からの真摯な提言

オシム、ストイコビッチ、ボラ…数多の名将を生んだサッカー伝統国からいま学ぶべき勝者の哲学!!

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1,540円(税込)

著者 ズドラヴコ・ゼムノビッチ
西部 謙司
ジャンル スポーツ  > サッカー
出版年月日 2010/11/19
書店発売日 2010/11/20
ISBN 9784862550781
判型・ページ数 4-6・216ページ
定価 1,540円(税込)

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内容紹介
目次

来日15年目のゼムノビッチ氏からの「日本サッカー」への真摯な提言、
さらにその文意をサッカージャーナリスト西部謙司氏が
できる限りわかりやすく読者に伝えていくことで、
"これからの「日本サッカー」の話"が熱く盛り上がっていくことは間違いない。

著者ゼムノビッチ氏はJリーグの清水エスパルスの監督を務めただけでなく、
ユースやジュニアユース、さらに小学生や幼稚園児まで日本で指導した経験がある。
日本に来る以前には、母国のセルビアでクラブチームの監督を歴任していた。
ヨーロッパのサッカーも、日本のサッカーもよく知っている。両方を知る人だからこそ、
意外な指摘ができるのだろう。ヨーロッパにとって、日本にとって、
それぞれ当たり前だと思っていることが実はそうでもないということも。
この本では、ヨーロッパと日本の違いについて掘り下げていきたい。
それはどちらがいい、優れているということばかりでなく、単純な"違い"でもある。
ヨーロッパにはない、日本のいいところもたくさんある。
ただし、これから日本がさらに上を目指し、W杯ならベスト8以上を目指していくのなら、
ヨーロッパで当たり前なのに日本ではそうでないという部分に注意を払うべきだろう。
なぜ、こんなこともやっていないのか、気づいていないのか、
あるいは気づいていても改善できないのか。
ヨーロッパの常識を取り入れるだけで、改善されることもけっこうあるのではないか。

「日本のサッカーはここまで順調に成長してきた。
でも、もっと成長できる。そのための提言をしたい」

日本に15年いて、日本の事情をよくわかっている。
もちろん、ヨーロッパのことも。
そして、日本のサッカーを真剣に考えてくれている。
こんなに都合のいい人はめったにいない。
その提言に耳を傾けて損はない。

(「はじめに」/執筆・西部謙司より)

はじめに●日本サッカーが「もっと成長できる」ための提言
Chapter 1●もっとゴールを決めるために
Chapter 2● プレーメーカーの育て方
Chapter 3●コーチの心得6カ条
Chapter 4●育成について
Chapter 5●Jリーグへの提言
Chapter 6●フットボールと私
Chapter 7●ユーゴスラビア名人列伝
Chapter 8●日本代表論
Chapter 9●W杯と世界のサッカー
おわりに●日本が強豪国に肩を並べるサッカー強国になるために

はじめに●日本サッカーが「もっと成長できる」ための提言

Chapter 1●もっとゴールを決めるために
日本のベスト8のためには得点力アップが必要/シュートの選択/
個人練習の重要性/FWの特徴を生かす/ストライカーのメンタリティ

Chapter 2● プレーメーカーの育て方
受け手が声を出したら即交代!/2タッチの弊害/アイデアはミスから育つ/
上手い子は甘やかすな/双方向のアイデア

Chapter 3●コーチの心得6カ条
SVIDIKという教え/S(セレクツィア)=選手選考/V(ヴォジェニェ)=指導/
I(イグラ)=駆け引き、ゲーム感覚/D(ドズイラニェ)=加減/
I(インディヴィドゥアルニ・ラードゥ)=個別練習/K(コンビナツィア)=コンビネーション

Chapter 4●育成について
小学生年代/中学生年代/高校生年代/学校とクラブ

Chapter 5●Jリーグへの提言
外国人のレベルが落ちている?/どうしてKリーグに日本人が?ないのか/
外国人選手のチェックが甘いJリーグ/Jから外国への移籍/
J2の東西分割と若手育成枠/フェアプレーの素晴らしさ

Chapter 6●フットボールと私
ラジオ・デイズ/12歳からリーグ戦/21歳でキャプテン、32歳で引退/
初監督、初優勝/オシムさんとの駆け引き/日本へ

Chapter 7●ユーゴスラビア名人列伝
巨匠ミリヤニッチ/戦術家イビッチとモチベーターのブラセビッチ/
オシム、ボラ、ボスコフ……/伝説のプレーヤーたち

Chapter 8●日本代表論
ゼムノビッチの23人/南アフリカで示した組織的な守備力/
少しずつ世界に近づく/ザッケローニ監督への期待

Chapter 9●W杯と世界のサッカー
創造と破壊のW杯/ドイツの変化/ガーナの難しさ/スタイルを守る意味/判定の問題

おわりに●日本が強豪国に肩を並べるサッカー強国になるために
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