ポジショナルフットボール教典
ペップ・グアルディオラが実践する支配的ゲームモデル
内容紹介
目次
しばしば誤解されがちな「ハーフスペース」は、ペップ・グアルディオラとマンチェスター・シティの戦術コンセプトを理解する上で欠かせない要素であり、そして何ら難しいことは一つもない。
ピッチを縦方向に5つのレーンに分割し、左から2番目と4番目のレーンが「ハーフスペース」である。
これはグアルディオラのシティが攻撃フェーズに入る時に確保しておきたいと考えているピッチ上のエリアを指す。
これが正しく実行された場合、相手は同エリアをカバーするためにDFの位置を動かすことを強いられ、別の場所にスペースが生まれることになるわけだ。
噛み砕いて考えれば考えるほど、グアルディオラのゲームモデルはシンプルそのものである。
彼らがあれほど効果的に戦えるのは、同コンセプトを寸分の狂いもなく実行に移しているからこそだ。
本書を通して、シティの選手がどのように動き、どのようにパスを出しているのか、そしてその理由について明確に説明することを試みたい。
最後まで読み終えたあと、グアルディオラが用いる戦術コンセプトを今までより少しでも楽しんでもらえるようになったとすれば、この試みは成功だったと見なすことができるはずだ。
【特別収録】“ポジショナル賢者"対談
結城康平(『欧州サッカーの新解釈。ポジショナルプレーのすべて』著者)×龍岡歩(おこしやす京都AC戦術兼分析官)
ピッチを縦方向に5つのレーンに分割し、左から2番目と4番目のレーンが「ハーフスペース」である。
これはグアルディオラのシティが攻撃フェーズに入る時に確保しておきたいと考えているピッチ上のエリアを指す。
これが正しく実行された場合、相手は同エリアをカバーするためにDFの位置を動かすことを強いられ、別の場所にスペースが生まれることになるわけだ。
噛み砕いて考えれば考えるほど、グアルディオラのゲームモデルはシンプルそのものである。
彼らがあれほど効果的に戦えるのは、同コンセプトを寸分の狂いもなく実行に移しているからこそだ。
本書を通して、シティの選手がどのように動き、どのようにパスを出しているのか、そしてその理由について明確に説明することを試みたい。
最後まで読み終えたあと、グアルディオラが用いる戦術コンセプトを今までより少しでも楽しんでもらえるようになったとすれば、この試みは成功だったと見なすことができるはずだ。
【特別収録】“ポジショナル賢者"対談
結城康平(『欧州サッカーの新解釈。ポジショナルプレーのすべて』著者)×龍岡歩(おこしやす京都AC戦術兼分析官)
〈試し読み〉
フットボールチャンネルとジュニアサッカーを応援しようにて『ポジショナルフットボール教典』から、一部抜粋で公開!
※①~④はフットボールチャンネルに、⑤~⑥はジュニアサッカーを応援しようにリンクしています。
①グアルディオラが作り上げた偽SBの正体とは? 常に重要視する理由と進化の過程
②偽SBすら古い。マンCのSBの役割とは? グアルディオラが実現したさらなる進化
③マンCを最強クラブに引き上げた補強とは?
④グアルディオラがSBに与えた指示の全貌
⑤ペップ・グアルディオラが考える理想の“4番”像
⑥「ポジショナルプレーはフットボールにおける一つの攻略本」という説
1章 バックラインを起点としたプレー
2章 サイドバックの役割
3章 フェルナンジーニョの役割
4章 オーバーロードとアイソレート
5章 プレッシング
6章 パスコースのカットとコンパクトな守備
7章 「10番」役と「8番」
8章 カイル・ウォーカー
9章 ジョン・ストーンズ
10章 アイメリク・ラポルテ
11章 ダヴィド・シルヴァ
12章 ケヴィン・デ・ブルイネ
13章 レロイ・サネ
14章 ベルナルド・シウヴァ
15章 ラヒーム・スターリング
16章 ゴールの解剖学
2章 サイドバックの役割
3章 フェルナンジーニョの役割
4章 オーバーロードとアイソレート
5章 プレッシング
6章 パスコースのカットとコンパクトな守備
7章 「10番」役と「8番」
8章 カイル・ウォーカー
9章 ジョン・ストーンズ
10章 アイメリク・ラポルテ
11章 ダヴィド・シルヴァ
12章 ケヴィン・デ・ブルイネ
13章 レロイ・サネ
14章 ベルナルド・シウヴァ
15章 ラヒーム・スターリング
16章 ゴールの解剖学
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