FOOTBALL INTELLIGENCE 相手を見てサッカーをする

元日本代表が自ら筆をとり、「相手を見てサッカーをする」を徹底的に言語化!

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1,760円(税込)

著者 岩政 大樹
ジャンル スポーツ  > サッカー
出版年月日 2019/03/18
ISBN 9784862555052
判型・ページ数 4-6・304ページ
定価 1,760円(税込)

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内容紹介
目次
元日本代表が自ら筆をとり、
「相手を見てサッカーをする」を徹底的に言語化!

日本サッカーがいま最も向き合うべきテーマである「相手を見てサッカーをする」の言語化に挑んだ著者渾身の書き下ろし。
「自分たちのサッカー」に「相手」を含めない風潮のある日本サッカー界が次のステージに進むためには、「相手を見てサッカーをする」ことを常識にしなければならない――。
岩政先生の愛称で親しまれる元日本代表の頭脳派は、具体的な方法論を提示しながら、サッカーの本質に鋭く迫ります。
いわば本書は「自分たちのサッカー」深化論であり、すべてのサッカーファン・指導者必読の一冊です。

☆柴崎岳選手が絶賛!「大樹さんのおかげで僕はサッカーがうまくなった」
●序章 「相手を見てサッカーをする」を日本の常識に


●第一章 「相手」を見るための良いポジショニングとは?
ポジショナルプレーや5レーンといった機械的に聞こえる言葉に惑わされてはいけない/プレーしながら考えるべきは二つ「どこに立つべきか」「どこを見ておくべきか」

【1】センターバックにおける良いポジショニング
センターバックはビルドアップ時になぜ「開く」のか?/基準を常に「相手からずれること」にすれば判断は明確になる

【2】サイドバックにおける良いポジショニング
優秀なサイドバックが意識するボールの置き所/偽サイドバックが「内側」でボールを受ける理由

【3】ボランチにおける良いポジショニング
ボランチがボールを受けるときの「斜めの関係」/ボランチにとって基本となる逆サイドへの目線と立ち位置/押さえておくべき5レーンやハーフレーンの原理原則

【4】サイドアタッカーにおける良いポジショニング
求められるのは、自分で打開するか、相手サイドバックの背後を取るか/グアルディオラ時代のバルサのウイングのポジショニングの秀逸さ

【5】トップ下やシャドーにおける良いポジショニング
まず把握すべきは「アプローチをかけようとしているのは誰なのか?」/ライン間にポジションを取り、相手からずれることで生まれる優位性/一流選手が実践する、相手が自分を見失うタイミングの見つけ方

【6】ストライカーにおける良いポジショニング
優秀なストライカーは身体を常にゴールへ向けている/相手の逆を取ることを根気強く、再現性の高いプレーがその先にある

【7】守備者の良いポジショニングと立ち位置
鹿島の天才たちに対して「読み」で動いて逆を取られたときの衝撃/攻撃側に自分の背後を取られてしまうときの対処法

【8】ストーミングとポジショナルプレー、そして言語化と分類
言語化だけに躍起になると、選手たちの頭の中と大きくかけ離れる懸念も

Column1:なぜ結果論が蔓延るのか? 「ロストフの14秒」に見る、終わりのない議論が繰り返される理由


●第二章 システム上の急所を知る
システムを通して、相手の狙いや心理を想像せよ

【1】4-4-2におけるシステム上の急所
4バックに対して有効なサイドバックの背後/中央への長めのボールは非常に効果的

【2】4-2-3-1におけるシステム上の急所
一つの急所は縦関係の2トップの両サイド/有効なのは逆サイドのサイドバックへの斜めのヘディングボール

【3】4-1-4-1におけるシステム上の急所
ビルドアップを始めたときに見るべきは1ボランチの脇/外起点からサイドバック裏を何度も突くことで相手を迷わせる

【4】4-3-3におけるシステム上の急所
横幅をうまく使いながらハーフスペースへのパスルートを確保する/プレスを無効化すべくサイドバック裏へのボールを多用することも有効

【5】4-5-1におけるシステム上の急所
相手の「4 ?5」の前でフリーになる選手が縦への攻撃姿勢を持つこと/有効なのはピッチ中央付近から斜めにサイドバックの背後や外まで飛ばすパス

【6】5-4-1におけるシステム上の急所
ライン間で誰かがボールを受けたときがスタート、周りはズレたポジションを意識/パスも動き出しも「斜め」を意識することが5バックの相手には有効

【7】3-4-3におけるシステム上の急所
ウイングバックが出てきた背後を突いて相手の出方をうかがう/大きく空いているボランチの脇を狙うのも有効

【8】5-3-2におけるシステム上の急所
サイドの深い位置にボールを流し込んでまず相手の様子を見る/相手のプレスを回避すべく、一度中央にボールを入れてから攻める

【EX】良いポジションも動き出しも判断も「相手を見て」決める
空いたスペースも相手が知らせてくれる

Column2:なぜ4-4-2は主流であり続けるのか? 勝負を決めるのはシステムでも戦術でも監督でもない


●第三章 駆け引きで優位に立つ
相手のポジションから見る景色を想像し、勝つ確率を上げる

【1】最初の1プレーにおける駆け引き
最初の1プレーで強くいけたとき、その後試合の様相が変わった/大事なのはアタックにいく角度とタイミング/「駆け引き」の始まりは常にどちらかの明確な狙いや原則にある

【2】セットプレーにおける駆け引き
相手の前でヘディングすることを前提に動きを変える/肝は「後ろに立って前」を基本線とすること/駆け引きのタイプが全く異なる中澤佑二と田中マルクス闘莉王/VAR導入で攻撃側が有利になる今後、より重要になる立ち位置とタイミング

【3】ヘディングにおける駆け引き
自信満々な顔をしながら競ることで相手の印象を操作する/「必ずボールにプレーする」ケネディに対しては頭の上目掛けて飛ぶことで対抗/競り合いの分が悪い相手に狙いを出させない方法を心理から考える/ヨンセンとの勝負で感じた、他の選手との競り合いでは感じない恐怖

【4】立ち位置における駆け引き
いつも以上の集中を要した中村憲剛との駆け引き/広島の中で活きる青山敏弘のハイレベルな目線と技術/相手を見ながらサッカーができる遠藤保仁の優れた能力

【5】ゴール前における駆け引き
相手の背中を取り、瞬間的に前へ出る術を会得したゴールゲッターたち/佐藤寿人との対決は常に同じところを睨んだ神経戦に/歳を重ねるごとに洗練されていった前田遼一のゴール前の形/逆の動きを何度でも繰り返してきた北嶋秀朗とレアンドロ・ドミンゲスのコンビ

【6】メンタルにおける駆け引き
「最初の1プレー」で相手がいつも通りを発揮できるかどうかを図る/歳の時点で邪魔をされてもブレないメンタルを持っていた大迫勇也


●終章 フットボールインテリジェンスとは何か?

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