月を見てパンを焼く

丹波の山奥に5年先まで予約の取れないパン屋が生まれた理由

月の暦に合わせて20日間パンを焼き、10日間は生産者を巡る。 パンを一つも無駄にしない、私らしい働き方

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1,540円(税込)

ジャンル 文芸  > ノンフィクション
出版年月日 2018/07/06
ISBN 9784862554734
判型・ページ数 4-6・192ページ
定価 1,540円(税込)

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内容紹介
パンづくりは、仕事であり、趣味であり、生きていることそのもの
フジテレビ「セブンルール」で大反響

月の暦に合わせて20日間パンを焼き、10日間は生産者を巡る。
パンを一つも無駄にしない、私らしい働き方
1 場所にしばられず、パンをつくる
2 自分が動けば、機会は舞い込む 
3 体を通して覚えたことは忘れない
4 新しいパンは、人の出会いが運んでくる 
5 ビジネスライクなパンづくり

私の人生は、誰かが提案してくれたことに身をゆだねてみることで、たくさんの転機を迎えてきました。
そういうときには、自分一人のエネルギー以上に頑張れるし、わくわくして新しい発想も生まれてきます。
これはもしかすると、誰にでも当てはまることかもしれません。自分が思っている自分なんて、
可能性の本当にひとかけらで、周りの人のほうが自分の客観的な価値や可能性がよく見えている。
何気なくしてくれたアドバイスが、新しい道へと手を引いてくれるのです。
(『エピローグ』より)

なかしましほ(料理家)推薦! 
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塚本さんはパンと自分に嘘をつかない。
その働き方は、女性にとって大きな目標と励みになる
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飯島奈美(フードスタイリスト)推薦! 
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たくさんの出会いの積み重ねで作られた
塚本さんのパンを、私もいつか味わってみたいです
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目次
1章 場所にしばられず、パンをつくる 

パンを捨てないパン屋をつくりたい
月の暦に合わせて働く
自分の足で農家に行く
途中下車から人がつながる
大きな決断の背中を押してくれるのはタイミング
土地にしばられずに動いていく
「おいしい」を自分の手から離して広げる

2章 自分が動けば、機会は舞い込む 
自分がつくったものは、誰かの手にわたるから価値がある
夢中になって行動している人への強い憧れと共感
仕事のサンプルをたくさん見て、仕事を選ぶ
挑戦したいことは副業で試してみる

3章 体を通して覚えたことは忘れない

イメージをふくらませて一発で勝負する
学校で学ぶより働いて覚えろ
いい食事がいい仕事をつくる
掃除は手を抜かない 
「全然できない」ことを楽しむ
つまみ食いをしなくちゃ味を覚えない
試す前から否定しない
「失敗したらパンが並ばない」緊張感が成長につながる
パンづくりはリレー 
パンは農作物でできている
ドイツのパン屋に飛び込み修業
パンを大切な生き物のように扱う
「まずはやらせてみよう」の価値観に共鳴

4章 新しいパンは、人の出会いが運んでくる

顔の見える食材を使う
生産者の思いを知るからパンがおいしくなる
ヒントは小さなつぶやきに詰まっている
生産者さんの継続的な収入を考える
地元の食材をパンにする
ご縁があれば、パンでかえす
気になったことは自分の目で確かめる
食を通じてその土地を好きになる
鶏たちの育つ環境を見る

5章 パンづくりというビジネス

ビジネスとして、パンづくりを継続させる
自由な人たちとの出会いが、自由な発想をくれた
出会った人で、人生ができていく
1日14件、遠い親戚に贈る気持ちでパンをつくる
お客さまとの接点を大切にする
異業種と積極的にコラボをつくる
パン職人の新たな働き方を広げたい

「ヒヨリブロート」のレシピ
カンパーニュ
特別なレーズンパン
バゲット
味噌と味醂(みりん)のパン
ゴボウのパン
ラベンダーのパン
リンゴとレーズンのパン



著者:塚本久美(つかもとくみ) 
パン職人、旅するパン屋「ヒヨリブロート」代表。リクルートでの広告営業、雑誌編集を経て、
2008年に世田谷シニフィアン シニフィエで志賀勝栄氏の元へ弟子入り。
ドイツでの修行を経て、2016年に兵庫県丹波市の山奥に「ヒヨリブロート」立ち上げ。
パンを一つも無駄にしない方法として、受注生産の通販を開始。焼けたパンを高速冷凍し、
鮮度を保ったまま注文のある全国の消費者に届けている。
月の暦に合わせて20日間パンを焼き、10日間は、生産者のもとへ旅する生活を続けている。
昨年フジテレビ系「セブンルール」で取り上げられると、瞬く間に予約が殺到。5500もの予約が入ったため、
現在5年待ちのパンとなっている。
「ヒヨリブロート」http://hiyoribrot.com/
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