松田　浩

1960年9月2日、長崎県長崎市出身。日本サッカー協会技術委員。ヴィッセル神戸でコーチとして指導キャリアをスタートし、02年にアビスパ福岡の監督に就任すると恩師スチュワート・バクスター仕込みの4-4-2のゾーンディフェンスをベースにしたチーム作りで05年に福岡をJ1へ昇格させた。翌06年には神戸の指揮官として2年連続で指揮したチームをJ1昇格に導く偉業を達成。その後09年からJリーグ参入間もない栃木SCを率いた。現在は日本サッカー協会の技術委員および指導者養成インストラクターとして活動する。松田がプロの監督時代に繰り広げた緻密なゾーンディフェンスに惚れ込み現場復帰を望むファンの声が絶えない。守備の文化が浸透していないと言われる日本サッカー界において確固たる守備戦術を駆使できる希少な指導者である。